皆さんこんにちは!研究員のまっきーです。
今回は、若いころに車いす生活となり自由を奪われた辛い境遇を活かしながら、『車いす女子の暮らし』のYoutuberとして活躍する「しょうこちゃんねる」さんを取り上げます!
皆さんは、車いす生活を送られている方が、どんな生活を送っているか想像できますか?きっと殆どの方は出来ないはずです。しょうこちゃんねるさんでは、本来なら人に知られたくないようなそんな貴重な情報を、YouTubeで発信されている方なんですね!
また、最近ではLUXのCMなんかにも出演されていますね!
そんな「しょうこちゃんねる」さんの「しょうこ」さんについて、なぜ車いす生活になったのか?事故の真相や今の生活はいつからなのか?そんな疑問について記事にしたいと思います!
しょうこちゃんねるはなぜ車いすになったの?今の生活はいつから?
しょうこさんが現在の車いす生活になったのは2011年1月に遭った交通事故が原因です。 当時、高校生3年生で卓球部に所属していたしょうこさんは、全日本選手権のために地元の熊本から東京へ行き、空港から寮までの帰り道で交通事故に遭ってしまったんですね。
交通事故の瞬間は殆ど記憶が無いようで、目が覚めた時にはすでに手術後のベッドの上だったのだとか。
その時は「生きてて良かった」と思ったそうです。しかし、まだ若いしょうこさんを待っていたんは、非常に残酷な現実でした。首の骨が折れ頸髄(けいずい)を損傷し鎖骨から下が麻痺してしまい、車いすの生活を余儀なくされたんですね。
それ以来しょうこさんは、10年以上ずっと車いす生活をしている様です。
18歳のときに、突然車いす生活になった訳ですね…。
しょうこさんは、小学1年生から事故に逢うまでの12年間は卓球漬けの毎日を送っていたようです。卓球が好きで、高校を卒業したら東京の大学で卓球をすることも決まっていたとの事。相当な実力の持ち主であった可能性が高いですね!
だから事故に遭い「一生車いすです。一生歩けません」と宣告された時は、一生歩けないという事よりも一生卓球ができない事実の方が辛かったと語っています。そこから立ち直るのが一番大変で、すごく時間がかかるものだったようです。
そんな現実をいきなり突き付けられたら、絶望しかないよね…
しょうこさんの交通事故の真相は?どんな事故だったのか
しょうこさんが高校3年生の時に遭遇した交通事故は、トラックとの正面衝突事故であったようです。また、しょうこさんは後部座席の真ん中に座り、シートベルトをしていなかったそうです。そのため、事故の衝撃でフロントガラスに体を強く打ち付けられた模様。
ちなみに、2008年6月に道路交通法第71条の3が改正されたことにより、クルマに乗車する場合、運転席や助手席はもちろんのこと、後部座席を含む全席でシートベルトの着用が義務化されています。
そのため、道路交通法の観点から見れば、しょうこさんはシートベルトを着用する義務があったという事になりますね。しかし現実問題として、未だに後部座席のシートベルト着用率はあまり高くないように思います。
全国887箇所で調査したところ、後部座席(以下、後席)でのシートベルト着用率は、一般道路で40.3%(前年比1.1ポイント増)。 高速道路で75.8%(前年比1.7ポイント増)となりそれぞれ2002年の合同調査開始以来、過去最高となりました。
引用元:一般社団法人 日本自動車連盟の2021年1月14日の記事より。
上記のとおり、法改正から13年経過した2021年の現在でも、一般道における後部座席のシートベルト着用率は40.3%です。10年前のしょうこさんが後部座席でシートベルトを着用していなかったとしても、何ら不思議ではありませんね。
しかしこの記事では、その事を責めたい訳ではありません。しょうこさんはその事を十分認識していると思いますし、動画内でも「シートベルトをしていれば身体に麻痺が残ることは無かったかもしれず、後悔している」と語っています。
更に、どこに座っていてもシートベルトが大切であることを身に染みて実感したし、そのためにも「今後もシートベルトの重要性を発信していきたい」と語っていらっしゃいます!
実際に事故に遭われ深刻な後遺症を負ったしょうこさんだからこそ、シートベルトの重要性を発信することに意味があると私も思います!
「虫の知らせがあった」と語るしょうこちゃんねる
しょうこさんは、この事故に遭う前、実は足首を捻挫していて医者からは「大会には出ない方が良い」とアドバイスを受けていたらしいんですね。また、試合前日には40度の熱が出ていたらしいんですね。
ただ、どうしてもこの大会に出て結果を残したかったしょうこさんは、立て続けに良くない事が起こっているにも関わらず大会参加を強行。しかし、そんな決意とは裏腹に残念ながら試合は三回戦敗退だったようです。
しかも、大会後は両親に空港に迎えに来てもらい実家に帰る予定だったのを直前で変更し、寮へ帰ろうとしたときに、事故に遭ったらしいんですね。
良くない事が起こる前兆だったのかも知れませんね・・・。
客観的に見てみると、事故に遭遇するまでに何度もその未来を回避できた可能性のある”選択肢(未来)”があったんですね。今にして思えば、「あれは虫の知らせだったのかも知れない」と思ったそうです。
しかし、現在は「失ったものもあったけど、今は得たものの方が大きい」と非常に前向きに事故の事を捉えていらっしゃいます!そう思えるまでには、恐らく相応の時間がかかったのだと思いますが、非常に素敵な考え方ですよね!
誰しもしょうこさんの事を応援したくなるのではないでしょうか?
ポジティブに生きているしょうこさんが、とっても素敵!これは男女問わずファンになってしまいそう!
しょうこさんは交通事故のあと、どんな生活になったのか
これだけ大きな事故に遭いながら、非常に前向きに生きるしょうこさんですが、事故直後は生活が一変したはずです。あるインタビューでは、以下のような事を語られています。
私の症状としては、足は全く動きません。暑い・寒い・痛い・痒いなどの感覚もありません。腕は曲げる事が出来る角度や範囲が限られていて、握力が無い状態です。
体幹の保持が難しく腹筋・背筋が効かないので、倒れてしまうと自力で起き上がる事もできません。他にも排泄障害や、自律神経の機能を失っています。自律神経を失ってしまうと、汗をかけなかったり、体温調整ができなかったりとなかなか大変で。また、寝た状態から急に起き上がったり、リハビリの起立訓練中に血圧が一気に下がってしまう“起立性低血圧”という症状もあり、なかなか血圧のコントロールが難しく四苦八苦しています。こういった症状なので、家族のサポートやヘルパーさんに支えられながら、車いす生活も9年目を迎えました。
引用元:GOCHAMAZE Times 特定非営利活動法人 ソーシャルデザインワークスより
この記事から、しょうこさんが大変な状況の中で、家族やヘルパーさんに支えられつつ懸命に生きている事が伺えます。これだけのハンデを背負いながら、果たして前向きに生きられるのだろうか?と自問してしまいます。
しかし、しょうこさんはそれをハンデにせず、ある意味逆手に取って、そのことを全面に押し出してYoutuberとして成功しています。私がチャンネルを観始めたときは、まだ1万人そこそこだったチャンネル登録者数も、現在では6.53万人まで増えており、この1年で着実に数を伸ばしています!
これからも発信を続けてチャンネル登録者数を伸ばしてほしいですね!
なお、しょうこさんは事故当時の事を実際の動画の中でもご自身で語っております。未見の方や気になる方は、ぜひこの動画も併せて観ることをお勧めします!
まとめ
さて、以上がしょうこさんを調べた内容でしたが、いかがでしたでしょうか?
同じような境遇の方はもちろん、健常者の方でもしょうこさんに共感したり、たくさんの勇気を貰えるのではないでしょうか?しょうこさんからは、非常に前向きでポジティブなエネルギーを感じます。だからとっても素敵に見えます!
どんなハンデを背負ったとしても、大切なのは自分次第であると、我々に教えてくれているようですね!
私もしょうこさんをずっと応援したて行きたいと思います~!
以上、しょうこしゃんねるさんの紹介でした~!