皆さんこんにちわ!まっきーです。
今回は色々と謎の多いゲーム『INSEDE』についてストーリーやエンディングについてまとめてみました!
先日、無事にINSIDEをクリアしましたので、それを踏まえてINSIDEの感想や考察などをして行きたいと思います!

ゲームのネタバレが多分に含まれますのでご注意ください!
INSIDEの評価について
まず、このゲームですが、セリフなど一切なくプレイ時間も数時間と短いながら、ユーザーから非常に高い評価を受けております。
ちなみに、Steamでのユーザーからの評価も「圧倒的に好評」となっています。

Steam版では2,300円となっていますが、PlayStationのサブスク等にも含まれているので、比較的気軽に遊べるゲームと言えます。

インディゲームなので、安くて気軽に遊べるのがいいわよね!
ゲームのあらすじ
”追われに追われて一人きり、少年はいつのまにか闇のプロジェクトの中枢に引きずり込まれていた。”
このゲームについて明示されている情報はこの短いあらすじのみ。
ゲーム中にセリフやドキュメントなどは一切出てきません。そのため、プレイを通じてどう解釈するかは、人それぞれに委ねられたゲームと言えます。

以下、個人的な感想と考察を述べて行きます!
少年は何者なのか
ゲーム冒頭から何者かに追われる少年。少年が一体何者なのかは、ゲームをクリアしても実はハッキリしません。とりあえず分かっている事を箇条書きしてみます。
- 序盤は人間らしき人たちに追われていた
- ヘッドギアで人形のような生き物を操作できる
- 途中から、水中でも息継ぎなく活動できるようになった
- 最後は、肉塊の一部(または肉塊そのもの)になった
ざっと並べてみても、何だかよくわかりませんね(笑)。ただ、普通の人間ではない、もしくはそもそも人間ではない可能性もあります。
人間達が何らかの実験のために作り出した”生き物”である可能性が、かなり高い気がしてます。

“人形”のような生き物
少年は”ヘッドギア”のような装置を装着する事で、人間のような形をした生き物を操る事が出来ました。彼らが何なのかはわかりませんが、意志は無さそうで、まるで操られている人形の様でした。
また、手や足がもげても、それ単体で動いていましたから、明らかに人間ではないと思います。


何とも言えない”不気味さ”があるわよね…
一体何を実験していたのか
人間が、何らかの実験をしていたような描写が、このゲームでは度々登場します。あらすじにも”闇のプロジェクト”と明記されてましたね。
ゲーム序盤では、”人間のような生き物”が列をなして歩き、周りにはそれを見守る人たち(子供の姿もみられる)が居ました。彼らは何故ゆえに”それ”を見学しているのか。

このシーンは、やけに不気味に感じましたね…。

また、ゲーム終盤では”肉塊”のようになった主人公を、人間たちは攻撃したりせず、むしろ何処かへ誘導しているような描写もありました。

あの人形のような人たちも、主人公の少年も、実験の結果生み出された生物であり、その生物を繋ぎ合わせる事で、新しい生物を生み出そうとしていたのかも知れません。
但し、それが何のためなのかは最後までプレイしても分かりませんでした。


この肉塊、アニメのAKIRAに登場した鉄雄みたいで不気味ですよね…。

エンディングの意味
肉塊になった主人公は、土手を転がり落ち、光の指す海辺で動かなくなり、そのままエンディングを迎えます。
実験は成功したのか、失敗したのか。そもそも何の実験だったのか。多くの謎を残したまま、物語は終わりを迎えました。
ちなみに、エンディングとほぼ同じ地形のジオラマが作られている描写が作中にありました。光が差しているもの全く同じですね。これが何を意味するのか。
これは、この舞台そのものが、”誰かのために意図的に用意された世界”である事を暗示しているようにも思います。

真のエンディング
このゲームには、ある条件を満たす事によって真のエンディングを迎える事が出来ます。それは、各所にあるシークレットオーブを破壊・起動する事でした。
全てのシークレットオーブを破壊すると、以下のような球状の物体の中に入る事が可能となり、全ての準備が完了します。

そして、”最後の場所”に向かう事で、とある”部屋”へ到達可能になります。その場所は、あの”ヘッドギア”から複数のケーブルが伸び、複数のモニタが光る場所でした。
最期に少年が、おそらく主電源と思われるケーブルを抜く事で、部屋の電気は全て消え、そのまま少年も動かなくなりました。

これは、”少年自体も何者かによって操られていた”という事を表しているように思います。
それは何者なのか?
先ほどのエンディングを向かえる地形のジオラマといい、何者かが少年を操作していた事実といい、まるでこのゲームをプレイしているプレイヤー自身を指しているようにも思えます。

もしかするとメタ的な視点を現しているのかもしれませんね。
まとめ
以上、私が感じた事を書きましたが、本作については人によって受け止め方が違ってくるゲームだと思います。
今回記載した内容は、あくまで私の見解に過ぎません。皆さんがご自身でプレイすれば、また違った見え方をする可能性があるのも、本作の魅力なのだと思います。
もし未プレイで気になる方は、この美しくも不気味で不思議な世界を是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか?


純粋にゲームとしても面白いので、おススメですよ!
以上、INSIDEの考察記事でした~!