皆さんこんにちわ!まっきーです。
本日は、今何かと話題になっている、武蔵野市市長である「松下玲子」さんについて記事します!
松下玲子市長は、2021年10月3日投開票の市長選挙で、立憲民主党・日本共産党・社会民主党・れいわ新選組の支持を受けて自民党候補らを破り当選を果たした方です。
そして、今武蔵野市が話題になっている原因ですが、2021年11月12日、要件を設けずに定住外国人の投票を可能とする「住民投票条例」の制定を目指すと松下市長が発表したため。
この 「住民投票条例」 については、12月21日の市議会本会議にて採決が行われ、賛成:11、反対:14で否決されています。
この記事では、松下市長の経歴や評判について記事にしていきたいと思います!
武蔵野市の市長である松下玲子の経歴や素性は?
まずは、松下玲子市長の経歴について調べてみました。内容をざっくり要約すると以下の通り。
松下 玲子(まつした れいこ、1970年 9月26日生まれ)は、日本の政治家。東京都武蔵野市長(第6代)。
元東京都議会議員(2期)出身校 実践女子大学文学部、早稲田大学大学院経済学研究科。
1993年3月 実践女子大学文学部美学美術史学科卒業。
1993年4月 サッポロビールに一般職で就職。
2001年 サッポロビールを退職。
2004年 早稲田大学大学院経済学研究科修士課程(応用経済学専攻)を修了。
2004年 松下政経塾に入塾。
2005年 第17回東京都議会議員選挙に民主党公認で武蔵野市選挙区から出馬し、初当選。
2009年 第18回東京都議会議員選挙で再選。
2013年6月 第19回東京都議会議員選挙で落選。
2017年6月 第20回東京都議会議員選挙には民進党公認で武蔵野市選挙区から出馬するも落選。
2017年10月 市長選挙で初当選。
2021年10月 市長選挙で再選。現在に至る。
引用元:Wikipedia より
元々は一般人として就職するも、2004年に早稲田大学で学び直し、その後松下政経塾への入塾を経て、政治家として2005年の東京都議会議員にて初当選していらっしゃいます。
その後、2013年以降は何度か落選を繰り返すも、2017年に武蔵野市市長として初当選。今年再選も果たし、今回が2期目という事になりますね。
政治家として、順調にキャリアを重ねていらっしゃるようですね!
また、経歴としては2004年に松下政経塾に入塾 。その後政治の世界に進んでいます。ちなみに 松下政経塾とは、以下のような組織。ここで政治家としての知見を広めたのでしょうね。
松下政経塾は、パナソニックの創業者である松下幸之助が、1979年(昭和54年)に設立した政治塾である。国会議員・地方首長・地方議員などの政治家を中心に、経営者・大学教員・マスコミ関係者など、各界に人材を輩出している。
(中略)
選考のスタイルは年度によって多少の修正がなされる。現在の選考は小論文・教養試験・論述試験などの筆記試験に加え、集団討論・個人面接などの口頭試験、TOEICによる語学試験、さらには体力測定や適性検査なども課される。
集定員の定めはないが、例年200名前後の出願に対し入塾者は5名程度と非常に狭き門になっている。
引用元:Wikipedia より
要件を読んでいるだけでも、「自分には絶対無理!」って思ってしまうくらい、入塾が大変そうです。実際に入塾はかなり難しく、合格率はおよそ40倍。入塾できるだけでも、かなり優秀な人事であることが分かりますね!
合格率40倍!私には絶対にムリだわ・・・
次は、武蔵野市の松下市長としての実績を見て行きましょう。
武蔵野市市長としての評判や実績は?
これについては、市のホームぺージに資料ありましたので、そちらの情報を参考にしました。
ざっくり要約すると、これまで以下のような施策を実施してきたようです。
・コロナ禍の中、全在住市民に5千円の「くらし地域応援券」を配布。
・2021年度の都市計画税を13億3千万円減税。
・保育園待機児童ゼロは着任3年目の2020年4月に達成し、2021年度も継続。
定員数の面でも、この4年間に認可保育所を14か所新設し、1963名から2961名へと1000名近く増員。
・18歳までの子どもの医療費無償化を実現。
・武蔵野市の人口はこの4年間で14万3964人から14万8213人へと増加。
・224億円の黒字財政を実現。
引用元:住む続けられるまち武蔵野へ! 松下玲子オフィシャルサイト より。
上記は、松下市長オフィシャルサイト内に掲載されている、政策パンフレットからの情報です。
コロナ禍での「くらし地域応援券」の配布や、待機児童ゼロ、市民の人口増加、財政黒字など、積極的に市政に取り組んでいらっしゃるように思います。
支出となる 「くらし地域応援券」の配布や保育園の新設、子どもの医療費無償化などに取り組みつつ、224億円の財政黒字を達成しているのですから、市政としての手腕は非常に高いのではないでしょうか?
これら実績が市民にも評価され、今年再選されたのかも知れませんね。
積極的に市政を推し進めていらっしゃるようですね!
松下玲子市長の実績と住民投票条例について
ここからは、データに基づくと言うよりは、これまでの経歴や実績から推測する「松下市長の素性や評判」について記載します。
松下市長は社会人として8年勤めていましたね。そして、早稲田大学では 経済学研究科修士課程(応用経済学専攻)を修了し、その後には松下政経塾にも入塾しています。
特に松下政経塾は入塾の敷居がかなり高く、相当優秀な人材でなければ入塾が難しい。その事実から入塾している事実だけでも、かなり優秀な人材であるのは間違いないと思います。
また、武蔵野市の市長になってからは概ね良好な実績も残しており、市民からの評判も上々と思われます。
しかし、2021年11月12日、要件を設けずに定住外国人の投票を可能とする「住民投票条例」の制定を目指すと松下市長が発表したことで、この評判にも陰りが見え始めます。
恐らく、この件に関連して、松下市長のTwitterには、かなりの苦情コメントが殺到したのではないでしょうか?
松下市長は上記のようなツイートをしており、この件に対する反響がかなり大きかったことを物語っています。
これはつまり「住民投票条例」が、市民から十分な賛同を得られていない証拠ではないでしょうか?
どうやら松下市長の掲げる「住民投票条例」は、要件を設けずに定住外国人の投票を可能とする住民投票条例となっており、その点を指摘している方が多いようです。
武蔵野市民なら、ここが心配になるのは当然なのかも知れませんね・・・
ちなみに、常設型の住民投票条例を持つ全国の自治体のうち、外国人にも投票を認めているのは43自治体。このうち小金井市など28自治体は永住外国人に限定しています。
残る13自治体は、永住外国人に加え、中長期の定住外国人に「国内で在留資格を持ってから3年以上」(川崎市)などの要件を付けている。
しかし、松下市長が掲げる 「住民投票条例」 は、これら要件が全くありません。武蔵野市に住んでいる外国人であれば、誰でも住民投票に参加が可能という事になります。
この点については、今後も争点になりそうですし、今後の松下市長の対応次第では、次の選挙に大きな影響を与えそうですね。
まとめ
以上、簡単ではありましたが、松下市長について記事にしてみました。
果たして、松下市長の目指す市政とはなんでしょう?素晴らしい経歴と能力を兼ね備えた方だとは思いますが、「外国人にも同様の権利を」という理想については、今後も賛否が分かれそうですね。
理念としては素晴らしいと思いますが、その理解を得られるのは難しいのかも知れませんね。
松下玲子市長には、いま一度、市民が何を求めているのか、真剣に向き合って答えを見つけて欲しいですね!
以上、武蔵野市の市長である松下玲子さんについてでした!